2011年01月22日

タイガーマスク伊達直人と寄付金

巷をにぎわしてますね。

全国の伊達直人さん

MSNマネーコラムにこんなのありました。

 伊達直人と税金
記事引用
伊達直人と税金
2011年01月21日

全国に伊達直人が数百人
 ここ最近、テレビや新聞でも多数報道されている漫画「タイガーマスク」の主人公である伊達直人を名乗る寄付活動。昨年のクリスマスに群馬県の児童相談所にランドセルが置かれていたという報道に端を発し、現在ではその件数も数百件にも上っているそうです。

 暗い話題が多い昨今では、心温まる活動として今後も引き続きこうした支援の輪が広がって欲しいものだと思います。

寄付に対する税金の優遇措置
 ところで、この伊達直人のニュースに関連してか、最近質問を受けることがあります。

「個人が寄付を行った場合、何か税金の優遇措置を受けることができるのでしょうか?」

 可能性として考えられるのが、所得税や住民税の寄付金控除、相続税の非課税措置です。

所得税の優遇措置
 所得税では、個人が国や地方公共団体、特定の公益法人やNPO法人等に寄付を行った場合には、「寄付金控除」と呼ばれる税金の優遇措置があります。

 これは、健康保険や年金等の社会保険料を支払った場合、生命保険料を支払った場合と同様に「所得控除」と呼ばれるもので、税率をかける前の金額を減らしてくれるというものです。

 具体的には、寄付金の額(総所得金額等の40%を限度)−2,000円が所得控除の対象金額となります。

 仮に、所得税率10%の方が10万円の寄付をした場合、9,800円の税金が軽減されることとなります。

 なお、寄付金控除の適用を受ける場合には、寄付をした団体から交付された領収書を添付して、翌年3月15日までに確定申告をしなければなりません(年末調整では手続きができませんので、会社員の方も確定申告が必要です)。

住民税の優遇措置
 住民税についても、所得税と同様に「寄付金控除」と呼ばれる税金の優遇措置があります。

 ただし、所得税とは異なる点として、寄付金の対象が都道府県又は市町村が条例により指定した公益性のある団体が対象になりますので、全国一律ではなく各自治体によって取扱いが異なります。

 また、税金の軽減方式も所得税が「所得控除」であるのに対して、住民税は「税額控除」と呼ばれる税金の額をダイレクトに減らす方式になっています。

 具体的には、(寄付付金の額−5,000円)×10%(総所得金額等の30%を限度)の金額の税金が軽減されることとなり、手続きについては、所得税の確定申告の際に合わせて行うことができます。

 なお、昨年の12月に発表された税制改正大綱では、平成23年以降は所得税についても住民税と同様の「税額控除」を選択することが可能となり、寄付金の額の40%相当額の税金(所得税額の25%が限度)が軽減されることになるようです。

相続税の優遇措置
 相続によって取得した財産を国や地方公共団体、特定の公益法人等に寄付した場合には、その寄付をした財産については、相続税の課税対象にはしないという措置があります。

 この適用を受けるには、相続税の申告期限(被相続人が死亡したことを知った日の翌日から10ヶ月以内)までに寄付を行い、寄付をした団体から交付された領収書や証明書を添付して相続税の申告をしなければなりません。

ただ、伊達直人の場合…
 ただ、残念ながら伊達直人さんの場合、どの優遇措置にも該当しないように思われます。

 勘の良い方は、ここまでの説明でお気付きになるかもしれませんが、どの優遇措置も領収書の添付が必要になります。

 当然、伊達直人は本名ではないでしょうし、領収書も受け取っていないはずでしょうから税金の申告はできません。

最後に
 今回、伊達直人を名乗って寄付を行った方々は、善意の行動であって税金の優遇を受けようという趣旨でないことは当然承知しています。

 ただ、今回のような匿名の寄付に対しても税金の優遇を受ける制度、少なくとも(匿名でなければ)軽減される可能性があった税金について寄付した方の意図を汲んだ使われ方をするような制度の構築。

 こうしたことにより、今回の寄付活動が一過性のものではなく、継続的に続くことを願っています。

土屋会計事務所
税理士、CFP、登録政治資金監査人 土屋 裕昭
提供:株式会社イマジネーション


そうなんですよね。

でも、わたし思います。
果たして伊達直人が当初から寄付金控除なんてものを考慮したうえで寄付などするでしょうか、と。

世の中、考え違いしてるところが大いにありますよね。

法律や制度なんぞは後付けのもの。

大切なのは人の気持ち、想い、でしょ。

税務も税金もそういう気持ちを大事に取り組みたい、取り組んでもらいたいものです。
posted by otaxs at 15:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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